九州電力グループの技術者と中学生が交流 女性の割合が低い理工系分野の魅力を発信 福岡
女性の割合が低い理工系分野への進学を後押ししようという取り組みです。九州電力は24日、技術者と女子中学生が交流するイベントを開きました。
24日午前、福岡市中央区で開かれたイベントには、筑紫女学園中学校の生徒40人が参加し、登壇した技術者の女性が、技術職の魅力を伝えました。
■技術者
「私の仕事内容が配電設備で、災害が起きたときに電気を復旧して作業をする。電気がついたときに先方のおばあちゃんからお疲れ様、すごいね、ありがとうと励ましの言葉をもらった。この仕事をやってよかったなと思った。非常にやりがいを感じるところ。」
九州電力グループで働いている技術者と中学生の交流会も開かれました。
■中学生
「もっと理系の女子が増えていった方がいいと思いますか。」
■技術者
「女性が少ないから、理系で同じフロアで働く女性が増えたら自分も楽しくなると思う。」
■中学生
「理系は苦手で難しいイメージがあるけど、好きとか興味があるとかから仕事につながることを知ることができてよかった。」
主催した九州電力の担当者は「こうしたイベントを通して、女性の技術者が少ない現状を変えていきたい」と話していました。