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虐待を受けた子どもから検察・警察・児相が一括して話を聞く「司法面接」専用の部屋 福岡県警が2月から運用開始

2025年1月31日 19:17
虐待を受けた子どもから検察・警察・児相が一括して話を聞く「司法面接」専用の部屋 福岡県警が2月から運用開始

福岡県警は31日、児童相談所などと連携して虐待を受けた子どもから一括して話を聞く「司法面接」専用の部屋を新たに設けます。

「司法面接」専用の部屋は、福岡市の福岡県警察本部と北九州市の小倉北警察署の2か所に新設され、2月3日から運用が始まります。

司法面接は虐待などの被害を受けた子どもの負担を減らす目的で、検察や警察、児童相談所などが一括して話を聞く取り組みです。面接は関係機関の代表者が行い、ほかの担当者は別の部屋でモニタリングしながら同時に事情の確認を進めます。

司法面接専用の部屋は主に検察庁に設けられていて、警察が設置するのは、九州では初めてだということです。

県内では児童虐待の相談件数が増加傾向にあり、福岡県警の担当者は一括で面接ができる部屋を増やすことで、より迅速に対応したいとしています。

最終更新日:2025年1月31日 19:17
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