×

ロシア報道官“アメリカから説明を”米ウクライナ停戦案合意に

2025年3月12日 23:37
ロシア報道官“アメリカから説明を”米ウクライナ停戦案合意に

アメリカとウクライナが30日間の停戦案で合意したことについて、ロシア大統領府の報道官は、アメリカとの協議で詳細を確かめたいと述べるにとどめました。

ロシア大統領府のペスコフ報道官は12日、アメリカとウクライナが30日間の停戦案で合意したことをめぐり、アメリカとの協議で説明を受ける必要があると述べ、現時点での賛否について明言を避けました。また、プーチン大統領とトランプ大統領の電話会談については、「必要があれば、迅速に実施される」との認識を示しました。一方、アメリカのルビオ国務長官はロシアとの協議が12日にも行われるとの見通しを示しています。

こうした中、ロシアメディアはロシア軍がウクライナが越境攻撃しているロシア西部クルスク州の要衝スジャ中心部を制圧したと報じました。ロシア軍は交渉を有利に運ぶためにも攻略を急いでいて、ロシア高官の一人は「ロシアは戦場で前進している」「現状のかたちで同意は難しい」との見方を示しました。

最終更新日:2025年3月13日 1:13