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【異変】この時期ならではの黄色とピンクの競演 長引く寒さで見頃までもう少しかかりそう 福岡

2025年2月21日 17:58
【異変】この時期ならではの黄色とピンクの競演 長引く寒さで見頃までもう少しかかりそう 福岡

寒さが長引いている影響で、本来は見頃を迎えている花に異変が起きています。

福岡県糸島市で、地元の農産品などを販売する直売所、福ふくの里です。売り場には新鮮な野菜や果物が並んでいて、柑橘類はおよそ10種類がずらり。佐賀県が全国トップの生産量を誇る品種「麗紅(れいこう)」も、今が旬です。

■吉村史織アナウンサー
「甘い!柑橘類独特の爽やかさが最初に広がります。濃厚な甘さがあって、おいしい。」

さらに、直売所にはこの季節ならではの楽しみがあります。それは、目の前に広がる菜の花です。満開になると一面の黄色いじゅうたん。その景色を目当てに、県外からも多くの人が訪れます。

しかし、長引く寒さの影響で、ことしの開花は1か月以上も遅れているといいます。

■訪れた人
「ことしはちょっと咲き方が遅いね。」
「菜の花はもう少し背丈が高くなります。まだ小さいでしょ。寒波が来たから。」

■吉村アナウンサー
「季節の風物詩となっている菜の花畑、きょうはまだ花が咲きそろっていません。」

■訪れた人
「寒かったら成長はないからね。写真を撮るのが楽しみです。」

去年の今頃には開花していた早咲きの河津桜も、ことしはまだつぼみのままです。

どちらも見頃を迎えれば、ピンクと黄色の華やかな競演が楽しめますが、もう少し時間がかかりそうです。

最終更新日:2025年2月21日 17:58