【民間委託】小中学校の水泳の授業をスイミングスクールで プールの維持費・教職員の負担を減らす 福岡市
福岡市教育委員会は、市立小中学校の水泳の授業について、来年度以降、民間に委託する方針を固めました。教職員の負担を減らすことなどが理由です。
福岡市教育委員会によりますと、来年度から順次、市立小中学校の水泳の授業をスイミングスクールなどに委託するということです。小中学校のプールの授業をめぐっては、設備の維持費がかさんでいることや管理する教職員の負担となっているほか、天候の影響で予定通りの授業ができないという課題を抱えています。
福岡市は2022年度から民間に委託するモデル事業を行っています。1校あたりの年間経費は現在のおよそ874万円から半分程度の、およそ447万円に抑えられたということです。
対象は、徒歩かバスで片道10分以内に民間のプールに移動できる学校です。受け入れられる曜日や時間を民間と調整し、順次実施する予定です。