博多祇園山笠　早朝の追い山笠でフィナーレ　7つの流　勇壮に櫛田入り

博多の夏祭り『博多祇園山笠』は15日、フィナーレを飾る『追い山笠』が行われ、早朝の街は熱気に包まれました。

■一番山笠の男たち
「3・2・1・や～」

15日午前4時59分、ことしの一番山笠・大黒流が山笠を舁き出し、福岡市博多区の櫛田神社に勢いよく駆け込むと、一番山笠だけに許される『博多祝い唄（祝いめでた）』を奉納しました。

『追い山笠』は7つの流の男たちが、約1トンの山笠を担ぎ、境内を回る『櫛田入り』と福岡市博多区の約5キロのコースを駆け抜けるタイムをそれぞれ競いました。

去年は舁き手と呼ばれる担ぎ手として祭りに参加していた男性が山笠にひかれ死亡する事故がありましたが、警察などによりますと、ことしはケガ人はいないということです。