【子宮けいがんワクチン】17歳~27歳になる女性は2025年3月まで無料 初回は9月末までに接種して 福岡県医師会
子宮けいがん予防ワクチンの「キャッチアップ接種」について、福岡県医師会は18日、接種が進んでいないことに懸念を示しました。
子宮けいがんの最新のワクチンは、原因となるウイルスの8割から9割を防ぐとされています。
しかし、今年度17歳から27歳になる女性は接種の機会を逃した人が多いため、厚生労働省は対象の女性が無料で接種を受けられる「キャッチアップ接種」を行っています。
2025年3月に期限を迎えますが、必要な3回の接種をすべて無料で受けるためには1回目を9月末までに接種する必要があります。
18日、福岡県医師会は「キャッチアップ接種」の認知度の低さや、副反応への不安からワクチン接種が進んでいないとして懸念を示しました。
■福岡県医師会・稲光毅 常任理事
「非常に残念ですが、接種が進んでいる状況とは言えないと思います。8割9割、予防ができるということですから、ぜひとも考えて選択をしていただきたいと思います。」
福岡県医師会は副反応に不安がある人に対し、医療機関などに相談してほしいと呼びかけています。