死因は「失血死」死亡した女子生徒の傷は1か所 “防御創”なし 福岡・北九州市のマクドナルドで中学生の男女刺される 男は逃走中
14日、北九州市のマクドナルドの店舗で、中学生の男女が男に刺された事件で警察は死亡した女子生徒の死因について腹部を刺されたことによる失血死だったと発表しました。
この事件は14日午後8時半ごろ北九州市小倉南区のマクドナルドの店舗で中学3年の中島咲彩さん15歳と友人で同級生の男子生徒が男に刃物のようなもので刺され中島さんが死亡したものです。
警察は司法解剖の結果中島さんの死因は腹部を刺されたことによる失血死だったと発表しました。傷は1か所で、身を守ろうとしてできる「防御創」はなかったということです。
腰を刺された友人の男子生徒は意識があり、病院に運ばれる際、「全く知らない人に刺された」と話していたということです。
男は現在も逃走中で、警察は殺人事件として91人態勢の捜査本部を設置し、男の行方を追っています。
事件を受けて北九州市の教育委員会は、各家庭に対し、不要不急の外出を避け、子どもだけで外出しないよう呼びかけています。16日も、登下校の際、子どもに付き添うよう保護者に協力を求めています。