一見すると県の関連団体のウェブサイト 過去のドメインを第三者が再利用「県と無関係」と注意を呼びかけ
福岡県と関連団体が運営し、4年前に閉鎖したウェブサイトの「ドメイン」が、県とは無関係の第三者に再利用されていることが分かりました。
■樋口淳哉記者
「私が見ているサイトは一見、福岡県のサイトに見えますが、 実際には県とは関係ない第三者が運営しているサイトだと分かりました。」
福岡県が第三者による再利用を明らかにしたのは、過去に県と関連団体の「福岡県統計協会」が運営していたウェブサイトのドメインです。
ドメインとはインターネット上の住所にあたる文字列のことで、サイトが閉鎖され不要になったドメインは第三者の使用が可能になります。
統計協会が4年前に閉鎖したサイトのドメインには、「fukuoka」「tokei」の文字が入っていますが、現在は県と無関係の第三者がそのドメインを取得し、新たなサイトを公開しています。
サイト内に悪質な誘導などは見つかっていませんが、県が著作権を持つ画像が使用されていることから、近くサイトの閉鎖を要請するとしています。
県の担当者は「現在のサイトは県と無関係」として注意を呼びかけています。