【大雨】宗像市で7月としては最大となる1時間に65.5ミリの雨 道路の冠水や土砂崩れが発生 福岡
九州北部は1日、大気の状態が非常に不安定でところにより非常に激しい雨が降っています。気象台は土砂災害や浸水などへの警戒を呼びかけています。
■元木寛人アナウンサー
「宗像市田熊です。車が冠水で動けなくなっています。バンパー近くまで浸水しています。」
福岡県宗像市では1日午前6時すぎまでの1時間に、7月の最大となる65.5ミリの雨を観測しました。宗像市によりますと、道路の冠水や土砂崩れが市内あわせて4か所で起きているということです。ケガ人の情報はありません。
宗像市、福津市、古賀市、うきは市、八女市の一部と東峰村の全域に「避難指示」が出されています。
また、土砂災害警戒情報が福岡県内は北九州市や宗像市、古賀市など14の自治体、佐賀県内が武雄市など4つの自治体に出されています。
2日昼までの予想雨量は、多いところで福岡県が150ミり、佐賀県が120ミリ、1時間雨量は福岡県が50ミリ佐賀県が50ミリの予想です。
気象台は、土砂災害に厳重に警戒し、低い土地の浸水や河川の増水、氾濫に警戒するよう呼びかけています。
この大雨の影響で、交通機関に影響が出ています。
まずは、在来線の情報です。JR九州によりますと、久大線の久留米から由布院、原田線の桂川・原田で運転を見合わせています。
また、鹿児島線の門司港から熊本日豊線の小倉から大分、福北ゆたか線、唐津線、長崎線などで遅れが発生しています。
西鉄電車は全線で遅れが発生しています。
西鉄バスは北九州地区で大幅な遅れ、宗像地区で大幅な遅れと、一部区間の見合わせが発生しています。