福岡県警が大規模警備訓練 梅雨を前に水害を想定
福岡県警は6日、梅雨入りを前にした水害対応や、デモ隊の制圧などの大規模な警備訓練を行いました。
北九州市小倉北区で行なわれた総合警備訓練には、福岡県警の機動隊や警護部隊など5つの部隊から約300人が参加しました。
梅雨入りを前に大雨によるがけ崩れを想定した訓練では、ドローンでの被害状況の確認や、転落した車の中からの救助、高齢者施設に取り残された人をヘリコプターからワイヤーでつり上げ救出する手順も確認しました。
このほか、暴徒化したデモ隊の制圧や、要人が乗る車を車列を組んで警護する訓練も行われました。
福岡県警は「今後も実践的な訓練を重ね有事の際には迅速的確に対応したい」としています。