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【訓練】震度7の地震で警察署が使えなくなった想定 災害本部の機能を近くのスタジアムに移す手順を確認 佐賀

2024年3月5日 18:57
【訓練】震度7の地震で警察署が使えなくなった想定 災害本部の機能を近くのスタジアムに移す手順を確認 佐賀
大規模地震を想定した訓練

佐賀県の鳥栖警察署で5日、大規模地震を想定した訓練が行われました。警察署が使えなくなった場合に備え、別の場所に災害本部を移転させる手順などを確認しました。

■館内放送
「本日午前10時、日向峠・小笠木峠断層帯を震源としたマグニチュード7・5の地震が発生しました。署員は庁舎の損壊等を確認し、災害警備活動に備えてください。」

鳥栖警察署で行われた訓練は震度7の地震が発生したという想定で、警察官およそ30人が参加して行われました。

■鳥栖警察署・笠原 哲署長
「この鳥栖警察署の庁舎も倒壊の恐れがある。よってこれから、鳥栖警察署の機能を駅前不動産スタジアムに移転を実施する。」

訓練では、警察署が使えなくなった想定で、災害本部の拠点を近くのスタジアムに移す訓練が行われました。

■中村安里アナウンサー
「指示を受けた警察官たちが、非常時持ち出し物件と書かれた段ボールを急いで車に積み込んでいます。」

災害時に必要な物などを持ち出しおよそ2キロの距離を車で移動します。

■中村アナウンサー
「駅前不動産スタジアムに到着しました。このグラウンドの真横にある会議室に、災害警備本部ができています。」

さらに、災害現場の様子を映像でリアルタイムで確認する訓練も行われました。

■鳥栖警察署・笹川裕貴 警備課長
「早期に被害状況を把握することが重要。(九州管区警察局の)機動通信課と連携して災害に対処することが重要だと感じました。」

鳥栖警察署は「普段から危機意識を高め対応力を向上させたい」と話していました。

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