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工藤会本部の跡地で福祉施設の起工式「助けてと言えるまちに」 2026年3月の完成を目指す 北九州市

2025年1月14日 19:16
工藤会本部の跡地で福祉施設の起工式「助けてと言えるまちに」 2026年3月の完成を目指す 北九州市

特定危険指定暴力団「工藤会」の本部事務所跡地で進められている、福祉施設建設の起工式が行われました。

■NPO法人 抱樸・奥田知志理事長
「助けてって言える、助けてって言われるまちにしたい。私がいる、あなたがいる、なんとかなる。これがこのまちのテーマです。」

北九州市小倉北区神岳で行われた起工式にはNPO法人、抱樸(ほうぼく)や市の関係者などおよそ50人が参加しました。

ここはかつて「工藤会」の本部事務所があった場所で、抱樸は複合的な福祉施設「希望のまち」の建設を目指してこの土地を取得し、計画を進めてきました。

建設される福祉施設には、生活が苦しい人たちが一時的に暮らせる個室や地域住民との交流スペースができる予定だということです。

これまでに全国から寄せられた支援額はおよそ5億円にのぼっていて、2026年3月の完成を目指しています。

最終更新日:2025年1月14日 19:16