アメリカ・ロサンゼルスの大規模な山火事は14日、発災から1週間となりました。いまだ延焼を続けていて、これまでに25人が死亡したほか、安否不明者が24人にのぼるなど被害の全容は見通せないままです。

ロサンゼルス近郊のパシフィックパリセーズで7日に発生し、各地に燃え広がった山火事では、これまでに25人が死亡しました。

地元当局によりますと、14日時点で、安否不明者は24人にのぼり、逃げ遅れた人がいないか捜索を続けていて、いまだ被害の全容は見通せていません。

発生から1週間がたち、焼失するなどした建物は1万2300棟以上となっていますが、これまでに鎮圧できたのはパシフィックパリセーズで17％、アルタデナで35％にとどまっています。