【核のごみ最終処分場】文献調査を受け入れるかどうかの判断を玄海町長が10日に表明へ 町議会で全員協議会 佐賀
いわゆる”核のごみ”の最終処分場選定を巡り、佐賀県の玄海町長が文献調査の受け入れについての判断を10日、表明する見通しであることが分かりました。
関係者によりますと、玄海町議会では10日、脇山伸太郎町長が全議員の招集を求め「全員協議会」が開かれるということです。
脇山町長はこの全員協議会で、原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物、いわゆる”核のごみ”の最終処分場選定に向けた文献調査についての判断を表明するものとみられます。
脇山町長はこれまで「全員協議会を開いて私の決断を皆さんに伝えたい」などと話していました。
脇山町長は7日、斎藤経済産業相と面会した際に「大変悩んでいる」と発言したうえで、改めて5月中に判断する意向を示していました。