台風一過も交通機関への影響続く 山陽新幹線は1日も本数減らして運転 JR博多駅
台風が抜け、福岡では多くの交通機関で運転が再開されましたが、一部では運休などの影響が続いています。
■山本記者
「JR博多駅です。駅構内にいつもの人手が戻って来ましたが、一部の区間では運休が続いていて払い戻し窓口に人の列ができている。」
JR各社によりますと、博多駅を発着する九州新幹線と西九州新幹線は31日、始発から平常運転となっています。
一方、博多と新大阪を結ぶ山陽新幹線は始発から本数を減らして運転を再開しました。
1日も本数を減らして運転するということです。
また、県内の在来線や博多と大分や宮崎を結ぶ特急列車の一部では、31日も運休や運転見合わせが続いています。
■宮崎へ向かう人
「宮崎の延岡に帰ろうとして30日の時点では運休になっていなかったが、今見たら大分から先が運休になっていたのでちょっと違う方法で帰ろうと探しているところです。」
福岡県と佐賀県ではこれまでに台風10号の影響で、築上町で川の様子を見に行った80代の男性が遺体で見つかるなど、あわせて2人が死亡しました。
また、27人がケガをしていてそのうち4人が重傷です。