「いろんな経験を仕事に生かして」　佐賀県職員がミス・ジャパンに

外見や内面の美しさなどを競うコンテスト『ミス・ジャパン日本大会』で、佐賀県代表の女性がグランプリに選ばれました。選ばれたのは、グランプリの女性としては史上初だという意外な職業の女性でした。

9月28日、東京で2023ミス・ジャパン日本大会が開かれました。各都道府県の地方選考を勝ち進み、日本一を決める大会で約5000人の女性たちの頂点に立ったのは、佐賀県代表として出場した吉田愛さん（25）です。

■アナウンス
「2023ミスジャパンはミス佐賀・吉田愛さんおめでとうございます。」

吉田さんの現役の公務員です。佐賀市内の保健福祉事務所で県の職員として働いています。

■山口知事
「おめでとうございます。」

■吉田愛さん
「ありがとうございます。」

2日、吉田さんは、佐賀県の山口知事に日本一を報告しました。知事は、公務員としての業務をこなしながらの快挙を笑顔で祝福し、大会での様子をたずねていました。

■山口知事
「いろんな経験を還元して仕事に活かしてくれれば。」

■吉田さん
「職場の方々、応援してくださったみなさまの顔が思い浮かんだ。」
「私がグランプリになったことで、少しでも誰かが勇気をもらえたり、一歩挑戦するきっかけになることができたらうれしいと思う。」

ミス・ジャパンとなった吉田さんは、公務員として働きながら、佐賀や福岡のチャリティーイベントなどに参加する予定だということです。