道路陥没事故 下水道の使用自粛15日ぶり解除へ 埼玉・八潮市
埼玉県八潮市の陥没事故で、トラック運転手の救助活動のため、県が呼びかけていた下水道の使用自粛がまもなく15日ぶりに解除されます。
先月、八潮市で起きた陥没事故では、トラック運転手の安否が分からないままでしたが11日、下水道管内に残されている運転席に運転手が取り残されている可能性があると分かりました。
県は、これまで救助活動を阻んでいた下水の水位を下げるため、下水道の使用自粛を要請していましたが、すでに完成したバイパスなどで下水道管の水量を一定程度減らせたとして、使用自粛の要請をこのあと正午に解除します。
近隣住民(70代)
「(節水を)解除されるのはありがたいけど、運転手がまだ出てないじゃないですか。それまでは、少しは我慢するかなという感じです」
県は今後、運転席がある場所の下流まで下水を迂回させるバイパス工事を進めながら、地表から穴を掘って男性の救助を急ぐ方針です。