日本相撲協会の親方ら「詐欺を押し出し」 福岡市でニセ電話詐欺被害防止へ呼びかけ
ニセ電話詐欺の被害を防ごうと、日本相撲協会の親方らが注意を呼びかけました。
福岡市中央区の鮮魚市場市場会館では13日、警察や日本相撲協会の親方らが啓発グッズを配りながら、ニセ電話詐欺への注意を呼びかけました。
日本相撲協会から呼びかけに参加したのは、不知火親方と小野川親方です。
■小野川親方
「取り組みの継続的が大切だと思うので、継続的に押し出していきたいと思います。」
■不知火親方
「(詐欺を)日本から押し出します。」
このキャンペーンは、ニセ電話詐欺の被害者層である65歳以上が、金融機関に多く集まる年金支給日にあわせて行われました。
また、自動で電話が録音される防犯機能付き電話機の紹介もあわせて行われました。
警察によりますと、福岡県内のことし8月末までのニセ電話詐欺の被害額は7億1080万円で、去年の同じ時期と比べて2億1359万円増えています。