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福岡県が「北九州市・行橋市・豊前市・苅田町・吉富町・築上町」に住んでいる人と帰省や行楽で滞在する人に避難場所・経路の確認を呼びかけ

2024年8月8日 23:42
福岡県が「北九州市・行橋市・豊前市・苅田町・吉富町・築上町」に住んでいる人と帰省や行楽で滞在する人に避難場所・経路の確認を呼びかけ
瀬戸内海沿岸の「防災対策推進地域」

8日に宮崎で震度6弱の揺れを観測した地震を受け、気象庁は初めて、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を発表しました。

これを受け、福岡県は、県内の「南海トラフ地震防災対策推進地域」に住んでいる人と、この地域に帰省や行楽などで滞在する人に対し、避難場所や避難経路を確認するなど情報収集をして十分に注意してほしいと呼びかけています。

「南海トラフ地震防災対策推進地域」に指定されているのは、福岡県内では、瀬戸内海沿岸の北九州市、行橋市、豊前市、苅田町、吉富町、築上町の6市町です。

福岡県は、この地域に住んでいる人は日頃からの地震・津波への備えを再確認してほしいと呼びかけています。

具体的には
■避難場所や避難経路
■家族や知人との連絡方法
■家具の固定
■非常用持ち出し袋の準備
■水や食料の備蓄です。

また、この地域に帰省や行楽で滞在する人は、避難先や避難経路を確認してほしいとしています。

テレビ・ラジオ、県の防災ホームページや防災アプリ「ふくおか防災ナビ・まもるくん」などで発表される気象情報や市町村からの防災情報に十分に注意するよう呼びかけています。

防災アプリ「ふくおか防災ナビ・まもるくん」では、県内の避難場所を確認できます。

気象庁は8日、今回の地震と南海トラフ地震との関連性について検討した結果、大規模地震の発生可能性が平常時に比べて相対的に高まっていると考えられるとして、南海トラフ地震臨時情報「巨大地震注意」を初めて発表しました。

この「巨大地震注意」では特段の避難行動をとる必要はありませんが、日頃からの地震・津波への備えを再確認するよう呼びかけています。

最終更新日:2024年8月9日 10:34