門扉を盗み住人をケガさせた少年2人逮捕 福岡・直方市
25日、福岡県鞍手町で住宅から門扉を盗み、住人の男性にけがをさせたとして19歳と17歳の少年2人が逮捕されました。
強盗致傷の疑いで逮捕されたのは、福岡県直方市の19歳の土木作業員と、中間市の17歳の建設作業員の少年2人です。
警察によりますと、25日午前1時半ごろ、2人は鞍手町の住宅で鉄製の門扉を盗み、追ってくる住人の男性にケガをさせた疑いです。
犬が吠えるため、様子を見に出た住人の男性が、門扉を盗み車で逃げようとする2人を発見し、車にしがみつきましたが、車は急発進し男性を引きずって走り去りました。
男性は、手や足にすり傷を負ったということです
住人の男性が車のナンバーを目撃していたことなどから、2人の関与が浮上したということです。
警察の調べに対して、19歳の少年は「門扉を盗んだことは認めるが、 ケガをさせてはいない」と容疑を一部否認、17歳の少年は容疑を認めているということです。
直方警察署管内では、先月から門扉が盗まれる被害が少なくとも13件確認されていて、19歳の少年の自宅から、今回盗まれた門扉以外にも複数の門扉が押収されたということです。
警察は余罪があるとみて調べを進めています。