イスラエルとレバノンの停戦合意について、仲介国のアメリカ政府は今月26日までの期限が来月18日まで延長されると発表しました。

レバノン当局は、26日イスラエル軍の攻撃により南部に戻ろうとした住民らに多数の死傷者が出たとしています。ロイター通信は22人が死亡し、120人以上がケガをしたと伝えています。

こうしたなか、ホワイトハウスは26日、「アメリカが監視するレバノンとイスラエルの取り決めは2025年2月18日まで有効である」と声明で発表しました。

レバノンとイスラエルの停戦合意を巡っては、去年11月、60日間の一時停戦に合意し今月26日の期限までにイスラエル軍が段階的にレバノンから撤退することになっています。

しかし、イスラエルは「レバノン政府が合意内容を完全に履行していない」として、その後も軍が駐留を続けています。