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イスラエル駐日大使が会見 今後の交渉進展は「ハマスの対応次第」

2025年1月20日 20:27
イスラエル駐日大使が会見 今後の交渉進展は「ハマスの対応次第」

パレスチナ自治区ガザ地区での停戦について20日、都内でイスラエルの駐日大使が会見し、停戦合意に基づき今後の交渉が進むかどうかはイスラム組織ハマスの対応次第だと強調しました。

20日、日本記者クラブで会見したイスラエルのコーヘン駐日大使は、停戦合意の第2段階で焦点となる恒久的な停戦について、実現するかどうかはハマスの対応次第だと述べました。

イスラエル・コーヘン駐日大使「イスラエルは、この合意を履行するために署名した。ただ、相手側であるテロ組織のハマスが従う必要がある。ハマスが合意を守るなら、私たちは全面的に賛成だ。なぜなら私たちは人質全員を取り戻したいからだ」「これは我々の国家とテロ組織の間の話だ。だからこそ、私たちは慎重なのだ」

また、停戦交渉がガザ地区の再建を話し合う第3段階に進むことを願うとしつつも、ハマスによるガザ地区の統治は認めないと繰り返し主張しました。

コーヘン駐日大使「(停戦合意の)第3段階ではハマスが支配権を握らないようにしなければならない。ガザをより良い場所にするために関係当事者と協力していく。(ガザ地区を)テロの場所ではなくハマスに支配されない場所にするために」

コーヘン駐日大使はその上でガザ地区をイスラエルが占領することはないと強調しています。

最終更新日:2025年1月20日 20:27