イスラエル、ハマスとの停戦合意を閣議承認 ガザ地区では軍の攻撃続き死者増える
イスラエルは18日、イスラム組織ハマスとの停戦合意を閣議で承認しました。一方、パレスチナ自治区ガザ地区ではイスラエル軍による攻撃が続いていて、死者が増え続けています。
イスラエルとハマスは今月19日から6週間停戦し、ハマス側が人質33人を解放、イスラエル側も刑務所などに収容しているパレスチナ人を釈放することで合意しています。
現地メディアによりますと、イスラエルは18日、閣議でこの停戦合意を正式に承認しました。
こうした中、パレスチナ自治区ガザ地区では、イスラエル軍が攻撃を続けていて、ガザの地元当局は合意発表後、17日時点で子ども28人を含む113人が殺害されたとしています。
ハマスは声明で、イスラエルは「意図的に虐殺を行っている」と非難していて、今後、6週間の停戦期間中に、恒久的な停戦に向けて議論が進むかは不透明な情勢です。
最終更新日:2025年1月18日 9:15