【感染症】「マイコプラズマ肺炎」県内で増加傾向 「手足口病」は16週連続で警報レベル 感染対策を呼びかけ 福岡
発熱した後にせきが長く続く「マイコプラズマ肺炎」の1医療機関あたりの感染者数が、福岡県内で増加傾向にあります。
福岡県によりますと、9月29日までの1週間に県内の決められた医療機関で確認された「マイコプラズマ肺炎」の新規感染者数は、1医療機関あたり1.33人でした。2022年と2023年は、年間を通して0.5人未満の報告でしたが、ことしは6月ごろから増加傾向となっています。
マイコプラズマ肺炎の初期症状は、発熱や全身のだるさ、頭痛などで、熱が下がった後も3週間から4週間、せきが続くのが特徴です。
福岡県は、石けんによる手洗いや、タオルの共用を避けるなどの感染対策を呼びかけています。
また、手足や口の中に発疹ができる「手足口病」の感染者数は、16週連続で警報レベルが続いています。