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年末年始の山陽新幹線・九州新幹線の利用者は増加 のぞみの全席指定「特に混乱なかった」

2024年1月5日 19:19
年末年始の山陽新幹線・九州新幹線の利用者は増加 のぞみの全席指定「特に混乱なかった」
年末年始の新幹線の利用は増加

5日、JR各社が発表した年末年始の新幹線の利用状況によりますと、前の年と比べ利用者は増加しました。

JR西日本によりますと、12月28日から1月4日までに山陽新幹線を利用した人はおよそ66万6000人で、前の年と比べて7%増えています。

この利用者数は、コロナ禍前の2018年度と比べると94%にとどまりましたが、JR西日本の担当者は「着実に回復してきていると、手応えを感じている」としています。

また、この年末年始、のぞみを全席指定にしたことについては「特に混乱はなかった」としたほか、能登半島地震や羽田空港での事故については「大きな影響はなかった」としています。

一方、JR九州によりますと、九州新幹線の博多・熊本間の利用者は前の年に比べ12.8%増加した一方、西九州新幹線は、去年よりも0.3%減りました。