クイーンビートルの浸水隠しで強制捜査 JR九州社長が改めて謝罪 福岡海上保安部の家宅捜索を受け 福岡
子会社が高速船の浸水を隠ぺいして運航を続け、福岡海上保安部の家宅捜索を受けた問題で、JR九州の古宮社長が改めて謝罪しました。
23日の定例会見でJR九州の古宮社長は、先週、子会社のJR九州高速船が福岡海上保安部の家宅捜索を受けたことについて、改めて謝罪しました。
JR九州高速船は、高速船「クイーンビートル」の浸水をことし2月に把握しながら、その後、およそ4か月にわたり、運航を続けました。
浸水をめぐる隠ぺい工作も国の監査で発覚し、9月、国土交通省は安全管理の責任者2人に対する全国初の解任命令を出しています。
JR九州高速船は、10月末までに改善報告書を国土交通省に提出したのち、第三者委員会から提出される調査結果を受け、再発防止策を検討するとしています。