【初弁論】九州大学の研究員だった女性「教授からセクハラ」損害賠償を求める 福岡地裁
九州大学の研究員だった女性が、教授からセクハラを受けたとして提訴し、14日、初弁論が開かれました。
訴えを起こしたのは、九州大学の研究員だった30代の女性です。
訴状によりますと、女性は2021年から任期付きで研究室に勤務していた際、室長だった男性教授から性的な発言を繰り返し受けたほか、体を触られたなどとして、大学と教授らに対し、およそ4700万円の損害賠償を求めています。
14日に福岡地裁で初弁論が開かれ、その後、女性が会見を開きました。
■元九大研究員・原告の女性
「人間として、労働者としての尊厳を犠牲にしてまで、九州大学で働き続けることはできなかった。」
九州大学は「今後は、真摯(しんし)に審理に応じるとともに、再発防止に努めてまいります」とコメントしています。
最終更新日:2025年1月14日 19:18