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勤労感謝の日を前に園児が飼育員と動物に「ありがとう」 福岡市動物園

2023年11月21日 17:49
勤労感謝の日を前に園児が飼育員と動物に「ありがとう」 福岡市動物園

11月23日の勤労感謝の日を前に、福岡市動物園で21日、地元の幼稚園児が、飼育員と動物に感謝の気持ちを伝えました。

■園児
「いつもありがとうございます。」

21日午前、福岡市動物園で感謝の言葉を伝えたのは、福岡雙葉小学校附属幼稚園の園児40人です。

勤労感謝の日を前に、日頃の仕事への感謝を込めて、15人の飼育員に手作りのネックレスと幼稚園の畑で育てたサツマイモをプレゼントしました。

飼育員もプレゼントのお返しとして、園児からの質問に答えます。

■飼育員
「ライオンの飼育員です。ライオンのたてがみは何のためにあるのかという質問だったけれど、ライオンのたてがみには2つの役割があって、たてがみはオスにしか付いていない。自分は男だぞとみんなにアピールする。もう1つはけんかしても首にかまれても、ケガを負わない。」

園児たちにとって、動物の豆知識を学ぶ機会となりました。

■永石莉里子記者
「サルたちは園児が育てたサツマイモを手に取り次々と口に運んでいる」

サツマイモはサルにも、おやつとして与えられました。大好物ということで、あっという間に残りわずかになりました。

■園児
「食べてくれた。うれしい。(サツマイモを食べて)もっと大人になってくれたらいいなと思います。」

およそ半年かけて育てたサツマイモを頬張るサルを、園児たちはうれしそうに観察していました。