【船内画像を公開】沈没した海自の掃海艇「うくしま」内部は火災によるものとみられる損傷　ダイバーによる捜索が続く

福岡県宗像市沖で火災が起き、沈没した海上自衛隊の掃海艇「うくしま」の内部の画像が公開されました。12日朝、行方が分からない乗組員の1人の捜索を再開しています。

福岡海上保安部は12日、4枚の画像を公開しました。ダイバーによる潜水捜索の画像です。

掃海艇「うくしま」は船底を上にして海底に沈んでいます。ダイバーは船の中に入って行方不明者の捜索を続けています。

「機関室」の内部とされる画像も公開されました。火災によるものとみられる損傷が確認できます。

「うくしま」では10日午前9時40分ごろ、福岡県宗像市大島の北の海上を航行中に火災が発生しました。11日午前0時すぎに転覆して午前8時半ごろ、沈没しました。

この火災で、火元とみられるエンジンのある部屋で当直をしていた古賀辰徳3等海曹（33）の行方が分からなくなっています。

11日の捜索は午後5時ごろに終了し、12日は午前7時半から再開しています。今のところ手がかりになるようなものは見つかっていないということです。