消防や自衛隊の車両も参加 ことし7月の豪雨で甚大な被害を受けた福岡県八女市で総合防災訓練行われる
2023年7月の豪雨で甚大な被害を受けた福岡県八女市で22日、総合防災訓練が行われました。
八女市立花町の立花運動場などでは消防や自衛隊、地域の団体など55団体、地域の住民が参加して防災訓練が行われました。
これは、2012年7月の九州北部豪雨やことし7月の豪雨で甚大な被害が発生したことから、災害を風化させず地域の連携や防災意識を高めることが目的です。
土砂災害で孤立集落が発生したという想定で自衛隊などが重機を使い土砂を撤去し、道路を復旧する訓練が行われたほか、体育館では避難所を設置する訓練が行われ、参加した住民が実際に段ボールでベッドを作るなどしました。
会場の一角では、自衛隊や消防の車両が展示され、子どもたちは消防の格好をして記念撮影するなどしていました。