【夏の交通安全県民運動】「タクシーと警察が力を合わせる」交通事故の死者は半年で47人 半数が歩行者 福岡
10日から「夏の交通安全県民運動」が始まりました。福岡県内では歩行者が亡くなる事故が増えていて、警察は、タクシー会社と協力して事故の抑止を図ります。
■福岡県警・藤木信司交通部長
「タクシードライバーと警察が力を合わせ、悲惨な交通事故を1件でも減らす。」
10日午前、福岡市中央区で行われた「夏の交通安全県民運動」の出発式には、警察やタクシードライバーなどおよそ40人が参加しました。
福岡県警によりますと、6月末までの県内での交通事故による死者は、去年より3人多い47人です。そのうち半数が歩行者でした。
このため、県警ではタクシー会社に協力を要請し、ドライバーが早めのライト点灯を心がけたり、タクシー利用者向けに、車内に道路横断中の事故への注意を呼びかけるチラシを置くなどして、事故の抑止を図ることにしています。
夏の交通安全県民運動は、このほか飲酒運転の撲滅や自転車のヘルメット着用などを重点に、7月19日まで行われます。