【中継】「3人の尊い命を失う結果に」ヘリ事故で運航会社が謝罪 すべての機体の運航を当面停止「調査に全面的に協力」
長崎県の対馬から福岡市に向かっていた医療搬送用ヘリが6日、壱岐島沖で転覆しているのが見つかり、患者と付き添いの息子と医師、合わせて3人が死亡した事故を受け「エス・ジー・シー佐賀航空」の本社でも7日、記者会見が行われました。
■白野寛太記者
はい。記者会見の冒頭、「エス・ジー・シー佐賀航空」の担当者は「3人の尊い命を失う結果となり、深くおわび申し上げる」と謝罪しました。
7日午前11時から会見を開いた「エス・ジー・シー佐賀航空」は、4日に行われた定期点検と当日の離陸前点検では異常は見られなかったと説明しました。
また、操縦を担当していた66歳の男性機長の総飛行時間はおよそ3700時間で、今回事故を起こしたヘリでも643時間飛行していました。
同乗していた67歳の男性整備士も職歴44年のベテランだったということです。
今回の事故を受けて「エス・ジー・シー佐賀航空」は、所有するすべての機体の運航を当面停止し「海上保安庁の捜査と国土交通省の事故調査に全面的に協力する」としています。以上、中継でした。