【被告人質問】教諭だった妻を「殺害」夫は法廷で「夫婦関係の悪化」を主張 判決は21日の予定 福岡地裁
小学校教諭の妻を殺害し、およそ1か月にわたり自宅マンションに遺体を放置した罪に問われている男の裁判で、被告の男は妻の育児放棄が原因で関係が悪くなったなどと主張しました。
起訴状によりますと、福岡県久留米市の無職、渡辺司被告(42)は去年9月、久留米市内の当時の自宅マンションで妻で小学校教諭の彩さん(当時35)の首を圧迫して殺害し、遺体を放置した罪に問われています。
2日の被告人質問で、弁護側から夫婦関係について問われた渡辺被告は「長男が生まれて妻がより子育てをしなくなったので、よりケンカをするようになった」などと述べました。
被告人質問はこのあとも続き、判決は21日に言い渡されます。