「水害による被害を未然に防ぎたい」地元の消防団員など約100人参加し水防訓練
梅雨の時期を前に、大雨による洪水や浸水被害に備え、福岡県大刀洗町で28日、消防団員などが土のうを使った水防訓練を行いました。
28日午前、福岡県大刀洗町の筑後川の河川敷で行われた訓練には、地元の消防団員や役場の職員などおよそ100人が参加しました。
大雨による洪水や浸水の被害に備えようと毎年、梅雨前のこの時期に行っています。
三井消防署の消防士の指導のもと川の越水に備えて土のうの作り方や積み上げ方などを確認しました。
■大刀洗町・中山哲志町長
「近年、梅雨末期に線状降水帯による豪雨が筑後川流域ずっと続いている。そうならないことを願うばかりです。」
町の担当者は「今回の訓練を生かし、水害による被害を未然に防いでいきたい。」としています。