福島第一原発で処理水の放出が始まって1年になるのを前に、坂本農林水産大臣がいわき市で漁業関係者らと面談しました。

坂本哲志大臣のいわき訪問は2月以来で、漁業関係者らと面談しました。
2023年8月からの処理水の海洋放出を受け、中国などが輸入規制を続けていることについて農水相は「規制撤廃に向け安全性を訴えていく」と述べ、福島県漁連の野﨑会長は「海洋放出は毎回緊張感がある。着実に取り組んで欲しい」と要望しました。

■坂本哲史農水相
「科学的根拠のない輸入規制、こういったものは不合理なんだということを訴えていかなければならないと思っている」

国は後継者育成なども支援していくとしています。