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【どうする?夏…標準的な家庭で前月から400円以上上昇】「省エネ家電」とその“使い方”に注目【福島県】

2024年5月31日 18:55
【どうする?夏…標準的な家庭で前月から400円以上上昇】「省エネ家電」とその“使い方”に注目【福島県】

東北電力は7月分の電気料金ついて、標準的な家庭で前の月から400円以上、上昇すると発表しました。
政府の補助金が終了することが値上がりの主な要因で、電気料金はこれまでで最も高い水準となります。

また電気料金が値上がりします。
大手電力10社は5月30日に7月分の家庭向けの電気料金を発表。
このうち、東北電力では標準的な家庭の電気料金が「8855円」となり、前の月から419円上昇します。
燃料価格の高騰を受けて、政府は去年1月から電気料金を補助してきましたが、それが5月までで終了することが値上がりの主な要因です。
東北電力の電気料金は政府の補助開始前を上回り、これまでで最も高い水準となります。

電気料金の値上がりに街の人からはー

■街の人は(男性)
「うちは子ども3人いるので、やっぱり厳しいですよね」

■街の人は(女性)
「これ以上値上げして、そうでなくても電気代は大変なんですよ、正直言うと。だからなるべく『節電』して、使わないところは消すように気を付けています」

高騰する電気料金に皆さん、意識するのが節電ですが、家電量販店では電気の消費量を抑えた商品に注目が集まっています。

■ヨドバシカメラマルチメディア郡山 佐藤 貴昭さん
「これから電気代の高騰があるので、電気代をなるべく抑えたい、エアコンや家電製品を選んで買いたいという人が増えている」

それが「省エネ家電」です。特に、これからの季節に欠かせないエアコンについては問い合わせが増えていて、店頭でも省エネ性能を詳しく紹介しています。

一方、こうした性能と合わせて電気代に直結するのがエアコンの「使い方」です。

■ヨドバシカメラマルチメディア郡山 佐藤 貴昭さん
「エアコンに関しては設定する温度になるまでの電気代が1番かかるので、できたらつけっぱなしのほうが電気代は安いです。扇風機もサーキュレーターもエアコンほど電気は使わないので、併用したほうがトータルの電気代は抑えられると思います」

電気料金の値上がりで家計にとっても厳しい夏となりそうです。