色々あったからこそ仲間との絆深め…小学校の卒業式ピーク【福島】
3月も終わりに近づき、卒業式がピークを迎えています。3月22日は、福島県内の多くの公立の小学校で卒業式が行われ、約1万4千人の児童が門出の日を迎えました。
福島市の森合小学校でも、129人の児童が慣れ親しんだ学びやをあとにしました。思い起こせば、子どもたちが歩んだこの6年間は、色々なことがありました。小学校生活の半分ほどがコロナ禍でさまざまな制限があり、県内のほかの学校に目を向けると、東日本台風や2度の県沖地震の発生と、災害に見舞われた学校もあります。
■福島市立森合小学校 渡邉かほる校長
「みなさんを私たち大人は、かわいそうだと決めつけていましたが、本当はどうだったのでしょうか。決してマイナスだけではなかったように思います。」
困難があったからこそ、子どもたちもそれを乗り越え、大きく成長し、友達との仲を、一層深めることができた。そんな6年間を過ごせたようです。
■卒業生は
「中学校で別れちゃう友達もいるけど、最後に楽しい思い出ができてよかった。」
「部活と勉強を両立できる中学生になりたい。」
「一番は楽しかったし、友達も増えたので良かった。」
「(小学校は)長いようで早かった。楽しかったので、中学校3年間も早そうなので大切にしていきたい。」
■卒業生の保護者は
「本当にあっという間というか、いつの間にか終わっちゃった。(これからも)とにかく元気に毎日笑って、学校に行ってもらえればそれで十分。」
県によりますと、県内374の小学校で卒業式が行われ、約1万4千人が門出の日を迎えたということです。