【台風7号】「台風が来る前に…」台風接近でUターン前倒しなど予定変更も 福島県
多くの場所で30℃を超え暑くなった福島県内。お盆休みも終盤となりいわき市では海水浴を楽しむ人でにぎわいました。ただ、みなさんが気にしていたことというのが…。
■海水浴客
「台風が来る前に来てみました」
■監視員インタ 鈴木清治さん
「前日から比べると、お客さんは半分くらいですね。台風の影響で交通機関が乱れるということで早く帰省する人がいるのかもしれません」
関東の南の海上にある台風7号。この台風の北上に伴って、県内は16日から17日にかけて、大荒れや大しけとなる見込みです。
この影響は、お盆をふるさとや行楽地で過ごした人たちのUターンラッシュにもおよんでいます。
■福島から東京へ帰る人は
「台風で新幹線も止まるということだったので、急遽予定を早めて帰ることにしました」
JR東日本は、16日正午ごろから東北新幹線や山形新幹線を計画運休にすると発表しました。また、常磐線は午後1時ごろから特急ひたちの運転を順次運転を取りやめ、水郡線や磐越東線でも午後6時から運休などの恐れがあります。また、新常磐交通は16日、東京行きの高速バスを全便運休するとしています。
福島地方気象台は台風への警戒を強く呼びかけています。
■福島地方気象台 菅原誠 観測予報管理官
「台風は16日に接近します。接近に備えて、あらかじめお住まいの場所でどのような災害が発生しやすいのか確認をしておいてください」
台風の接近で16日夕方から浜通り・中通りで非常に激しい雨が降り、警報級の大雨となる見込みです。16日正午からの24時間降水量は、多いところで浜通りで200ミリ、中通りで150ミリ、会津で100ミリと予想されています。