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【アジアで大ヒット!実は映画のロケ地は只見町】会津地方の魅力発信へ注力【福島】

2024年6月12日 18:40
【アジアで大ヒット!実は映画のロケ地は只見町】会津地方の魅力発信へ注力【福島】

映画「青春18×2君へと続く道」では、JR只見線などがロケ地の1つになっています。
映画をきっかけに会津地方の魅力を伝える取り組みが始まっています。

日本と台湾を舞台にした映画「青春18×2 君へと続く道」。
観客動員数がアジアで250万人を突破するなど、大ヒットとなっています。

映画の見どころの1つが日本と台湾の美しい風景で、JR只見線や只見町内でも撮影されました。

聖地巡礼に訪れるファンも増えるなか、この映画を盛り上げようと様々な企画が始まっています。

JR只見線の七日町駅にあるカフェで、6月13日から発売するのは、桃雪氷。
台湾で人気のかき氷と福島を代表する“桃”を掛け合わせたスイーツです。

七日町駅カフェ佐藤さん
「台湾の方たちがたくさん来るので、感謝の気持ちを込めて、日台映画を記念して何かできないかなと思った」

桃の収穫時期より少し早いため会津産の桃を使ったジャムをたっぷり乗せています。

さらにカフェでは主演俳優2人のサインのほか、台本の一部も見て楽しめます。

七日町駅カフェ佐藤さん
「ここが玄関口なので、七日町から駅カフェから奥会津に行ってもらって、楽しい思い出を作ってもらえればなと思う」

映画の撮影が行われた只見町のインフォメーションセンターを訪ねると、ロケ地を載せたマップを配布していました。

ロケ地の1つには只見駅も。

2011年の新潟・福島豪雨で被災し、2022年全線で運転を再開した只見線。
只見駅は劇中で主人公が降りる駅で、重要なシーンの1つとして使われています。

実際に映画を観た町の人
「国際的な映画だが、只見も映してもらって、すごくうれしい」
「知っている場所もあるし、只見線が復活したばかりなのでぜひ皆さんに来てほしいとさらに思った」

映画をきっかけに只見線や只見町の魅力がさらに世界へと広がることを期待しています。

只見町 交流推進課 角田さん
「町にとって大事な映画になったと思っている。台湾の方々に元々只見線関係で、ものすごく人気なので、只見町まで足を伸ばしてもらうきっかけになる映画になるのではないかと思っている」

また、町では、美しい景色のポストカードを販売していて収益の一部を台湾東部沖地震の義援金として寄付するということです。

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