市役所の職員を名乗る男の「還付金がある」などといううその電話で、郡山市に住む80代の男性が48万円をだまし取られる被害がありました。

詐欺の被害に遭ったのは郡山市の80代の男性です。4月16日、男性のもとに健康福祉課を名乗る男から「保険の還付金が3万8千円ほどある」「あとで郵便局の者から連絡が行く」などと電話がありました。その後、郵政本局を名乗る者から「本人登録番号を教えてほしい。分からなければ暗証番号を教えてほしい」などと電話がありました。話を信じた男性は預金口座の暗証番号を教えましたが、郵政本局のを名乗る者からは「あなたのカードは古くて新しいカードに替えないといけない。これから職員がカードを取りに行く」などといわれ、その直後、男性の家を訪ねてきた女に封筒に入れたキャッシュカード2枚を渡してしたということです。その後、男性の口座から48万円が引き出されていたということです。警察は、お金を請求する電話は一度切って、金融機関に確認したり、家族や警察に相談したりしてほしいと呼びかけています。