警察官や検事を名乗るうその電話 福島市90代女性が2800万円の被害 警察が注意呼びかけ
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福島市の90代の女性が警察官や検事を名乗る男らから現金2800万円あまりをだまし取られる詐欺の被害がありました。
詐欺の被害にあったのは福島市で一人暮らしの90代の女性です。
警察によりますと、2024年8月、女性の自宅に電話事業者を名乗る自動音声の電話がありました。
女性は音声案内の通りに電話を操作すると、東京中央警察署員を名乗る男に替わり、「暴力団員を逮捕したところ、あなた名義の銀行口座が使われていた」「あなたも容疑者として疑われている」などと言われたということです。
その後、検事を名乗る男らから「捜査のために口座からお金を下ろして袋に入れて自宅の外に置いてください」と電話がありました。
女性は指示通りに8月から10月の間3回に渡って現金を自宅の外に置き、合計約2870万円をだまし取られました。
「お金は12月中に戻ってくる」などと言われるも返ってこなかったことから、女性が別居する家族に相談したところ、詐欺の被害に気づきました。
警察は、電話で現金を要求された際は詐欺を疑うよう注意を呼びかけています。