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源泉管理作業で遭難した3人のうち2人を発見…2人は意識不明の状態 発見場所は有毒ガスの濃度が高い場所 福島

2025年2月18日 12:04
源泉管理作業で遭難した3人のうち2人を発見…2人は意識不明の状態 発見場所は有毒ガスの濃度が高い場所 福島
遭難現場で活動する捜索隊(福島市高湯温泉)

源泉管理作業のため山に入り遭難している福島市の宿泊施設の支配人ら3人について、18日午前11時25分までに2人が倒れている状態で発見されました。2人とも意識不明の状態です。(※午前11時30分現在)


遭難していたのはいずれも福島市に住む60代のホテル支配人の男性と60代と50代のホテル従業員の男性、合わせて3人です。17日午後9時過ぎホテルの従業員から「3人が源泉管理で外に出たが帰って来なくて連絡がつかない」と119番通報がありました。3人は、17日の午後2時頃、温泉施設の源泉管理作業のため1キロほど離れた福島市町庭坂字湯花沢の山に入ったということです。3人は18日の朝になっても戻っておらず、連絡も通じない状態でした。

午前9時から福島警察署や機動隊員の20人体制で源泉付近を中心とした捜索にあたっていましたが、午前11時25分までに山中で倒れている2人を発見したということです。2人は意識不明の状態です。発見した場所は硫化水素などのガス濃度が高く、捜索隊は呼吸保護具をつけて対応にあたっているということです。残る1人についても捜索が続いています。

最終更新日:2025年2月18日 12:17