郡山市熱海町に「幸せを運ぶ」国天然記念物のコウノトリ飛来【中テレ投稿BOXニュース】
8月17日に郡山市で撮影されたという、国の特別天然記念物で、幸せを運ぶとも言われる「コウノトリ」の画像を投稿いただきました。
投稿いただいた「ちろ」さんによりますと、撮影したのは郡山市熱海町長橋付近の畑だということです。
「撮影の際に、脇道に停車し、5分ほど様子を観察していましたが、コウノトリは1羽のみで、私たち人間のことは特に気にもせずゆっくりと田んぼの中を闊歩し、時折嘴を土に差し込んでは餌を探していたようでした」。
幸せを運ぶとも言われるコウノトリですが、保護や野生復帰に取り組む「兵庫県立コウノトリの郷公園」によりますと、国内では野生のコウノトリは1971年に絶滅し、その後、人工飼育をして自然に放す取り組みが進められています。今年4月30日末時点では、国内に362羽が生息しているということですが、「絶滅危惧種」に指定されています。「コウノトリの郷公園」の担当者は、観察する場合は距離を置いてほしいと呼びかけています。
「近づくと、攻撃される恐れもあります。びっくりさせないように」。
また、野生に戻し、繁殖を進めようという取り組みのため、エサは与えないでほしいと話しています。コウノトリはえさ場を探して、全国各地に飛来しているということです。