「処分するのが面倒だった」山林に子牛を違法に廃棄か…牧場元役員など書類送検【福島】
復興牧場
福島市の山林に死んだ子牛約1.4トンを適切に処理せず捨てた疑いで、福島市の復興牧場と元役員2人が書類送検されました。
廃棄物処理法違反の疑いで9日、書類送検されたのは福島市土船にある「復興牧場フェリスラテ」とその元役員の2人です。
警察によりますと、元役員らは2020年1月ごろから2023年6月ごろまでの間、市内の山林に産業廃棄物である子牛の死骸約1.4トンを適切に処理せず、捨てた疑いが持たれています。
警察の調べに対して、元役員らは子牛の死骸を山林に埋めたことを認めていて「処分するのが面倒だった」などと話しているということです。
書類送検にあたっては、警察が起訴を求める「厳重処分」の意見が付けられています。