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「勝ってるところ見せたかった」延長タイブレークを制し聖光学院が初戦突破

2025年3月24日 9:18
「勝ってるところ見せたかった」延長タイブレークを制し聖光学院が初戦突破

続いては熱Chu!スポーツ!は春のセンバツ高校野球についてです。22日、3年ぶり7回目の出場を果たした聖光学院!手に汗握る激闘を振り返ります。

22日、阪神甲子園球場で行われた1回戦。7年ぶりに秋の東北大会を制し注目を集める聖光学院。初戦は、センバツ優勝経験がある静岡の常葉大菊川との対戦です。

■聖光学院アルプス野球部
♪「聖光学院やりきるぞ!よーし!」

聖光学院は初回からエース大嶋が持ち前のコントロールで常葉大菊川打線を抑えます。そんな大嶋投手をアルプスから見守るのが2年前の夏の甲子園、ベンチ入りを果たした兄の颯太さんです。

■聖光学院野球部OB・兄 大嶋颯太さん
「2人とも(甲子園に)出場できたらいいねって話していたので実際に出場してもらえてとてもうれしいです」

試合は投手戦となり、スコアボードに0が並びます。互いにヒットはでるも譲らず試合は、ノーアウト1塁2塁から始まる「延長タイブレーク」に突入。10回オモテ。1アウト3塁、2塁。常葉大菊川が犠牲フライとタイムリーヒットで先制。2対0で迎えた10回ウラ聖光学院の攻撃。送りバントなどで2アウト満塁。これがボークの判定!1点差とした聖光学院は勢いに乗り同点に追いつきます。11回オモテ、エース大嶋から、背番号10番小野町出身、右腕の管野がマウンドへ。1点返されるも…聖光学院も食らいつき…3対3で迎えた12回。ここで…福島市出身ショート石澤琉聖らが落ち着いてボールをさばきダブルプレー!0点で抑え、12回ウラ聖光学院の攻撃。1点返せばサヨナラの場面。1アウト3、1塁で続くバッター古殿町出身の鈴木来夢。延長12回の末、4対3!サヨナラ勝ちで聖光学院、初戦突破です!

■エース大嶋哲平投手(3年生)
「兄の分も背負ってってわけじゃないですけど勝ってるところ見せたかったので1個勝てたのは嬉しいです」「次の試合もチームが負けないようなピッチングができればなと思います」

2回戦は、25日の第2試合早稲田実業と対戦、次勝てば、ベスト8です。

最終更新日:2025年3月24日 9:18
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