◇プロ野球セ・リーグ　巨人3-0ヤクルト(30日、東京ドーム)

巨人は2試合連続の完封リレーで開幕3連勝を達成。

この開幕3戦目では、7回にバルドナード投手、船迫大雅投手で無失点。8回には昨シーズンの守護神・大勢投手が今季初登板。大勢投手は、150キロ台中盤の力強いストレート連発で2つの三振。そして9回は、中日の守護神として活躍してきたライデル マルティネス投手が巨人で初セーブ。新たな”勝利の方程式”で勝利をつかみました。

この試合を解説を務めた工藤公康さんは、今季の巨人の強力リリーフ陣についてコメント。

「この3人（バルドナード投手、大勢投手、マルティネス投手）が機能したら、ちょっとなかなか…7、8、9回で得点を期待できないというわけではないですけど、確率は確実に低くなりますね。多分これでいけば（失点数が）半分以下にはなるでしょう。『0』ということはないと思うんですけど、（失点数が）半分ぐらいにはなると考えたら、勝利の数が10～15ぐらいは増えてくる」

同じく解説を務め江川卓さんは「７、8回で大勢投手が投げるならば、右打者か左打者で変えても良いなと思う」とコメント。対戦相手によって大勢投手の出番をずらす方法も有効であると発言。巨人の新たな勝利の方程式に期待を寄せています。