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パリ五輪バド 渡辺・東野ペアが銅メダル 二大会連続快挙に県内からも祝福の声 福島県

2024年8月5日 18:59
パリ五輪バド 渡辺・東野ペアが銅メダル 二大会連続快挙に県内からも祝福の声 福島県

パリオリンピック、バドミントン混合ダブルスの渡辺・東野ペアが3位決定戦を勝ち銅メダルを獲得しました。二大会連続の快挙に県内からも祝福の声が上がっています。

この瞬間は、何度見ても心動かされます。パリオリンピック大会8日目、バドミントン混合ダブルスの3位決定戦。

一進一退の攻防のなかで渡辺選手が繰り出したのは…スマッシュと同じフォームでゆっくりとシャトルを打ち返す得意の「ドロップショット」。世界ランク2位の韓国ペアも意表をつかれ、追いつくことができませんでした。

そして…富岡高校出身の渡辺勇大選手と東野有紗選手の「ワタガシペア」が見事、銅メダルを獲得しました。

■渡辺勇大選手
「声援が背中を押してくれて、僕らめちゃくちゃきつくて相手ともフィジカル勝負になりましたけど、最後までラリー出来たのがふたりでやってきてよかった」

■東野有紗選手
「勇大くんと出会ってよかったなと思ってます」

2大会連続の銅メダル獲得という2人の快挙に、恩師は。

■ふたば未来学園高校バドミントン部 本多 裕樹監督
「メダルを2大会連続で取るって、4年間くらいずっと世界のトップに居続けなけらばならないので、今回メダルを取ったのはとても大きいこと。ゆっくり休んで欲しいっていうのが大きいですね」

そして大会9日目。県勢からは、会津若松市出身の大堀彩選手が女子シングルス準々決勝に臨み、リオオリンピックの金メダリストと対戦。

敗れはしたものの、その姿は、県民に勇気を与えました。

■観客は
「ここまで彩ちゃんが頑張ってくれたこと、本当にありがたいと思っています」

■観客は
「自分も頑張って大堀さんみたいにオリンピックにいきたいと思いました」

震災・原発事故後、富岡町を離れ、選手たちが過ごした猪苗代町からもねぎらいの声が…

■選手たちの過ごした避難先 あるぱいんロッジ元オーナー 平山 眞さん
「元気もらえています。避難してきた時から、皆はそばとかソースカツ丼とかよく食べてましたからそういうものを食べさせてあげたいと思う」