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「わたしらしく生きる」女性技術職を増やすには  広島・東広島市

2024年6月19日 19:19
「わたしらしく生きる」女性技術職を増やすには  広島・東広島市

豊かで快適な人生を送る社会を目指す「わたしらしく生きるプロジェクト」。2024年6月23日の「国際女性エンジニアデー」にちなんで、半導体メーカーが技術職の女性を取り巻く環境についてディスカッションしました。

■マイクロンメモリジャパン チェンルー ワンさん
「女性エンジニアに限らず、バックグラウンドが違う人もマイノリティの人も安心して自分の意見を述べられる環境を築き続けることが大切だなと思いました」

東広島市のマイクロンメモリジャパンで6月18日に開かれたディスカッション。玉井副知事と社内のエンジニアが育児や職場復帰など女性を取り巻く環境について意見を交わし、広島工場に勤務するエンジニアら180人が耳を傾けました。半導体メーカー、マイクロンの広島工場にはエンジニアと技術者を中心におよそ3500人の社員が勤務しています。過去5年間で、技術職に占める女性の割合は8.2ポイント増加しました。しかし、理系に進む女子学生はまだ少ないのが現状です。そのため広島大学では、2026年度の入試から理学、工学、情報科学部で「女子枠」を設けることを発表しています。

■玉井優子 広島県副知事
「大学で進路を選ぶ前に科学や技術とかSTEMの分野の面白さを感じることが非常に重要」

■河内麻美さん
「迷ったら理系になろうという女性がもっと増えてくると日本の人口の理系進出が飛躍的に伸びるのではないか」

■マイクロンメモリジャパン ジョシュア・リー代表取締役
「高校生にAIについて教えるプログラムには女性エンジニアも参加しています」

マイクロンでは、若い世代に将来の仕事としてエンジニアを選択してもらえるよう今後も、様々な取り組みを続けるということです。

【2024年6月19日 放送】

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