原爆資料館の混雑緩和へ 広島市が入館チケットのオンライン購入システム導入
原爆資料館の混雑を緩和するため、広島市は2024年3月以降、チケットをオンラインでも買えるようにします。
原爆資料館は新型コロナの制限緩和やG7サミットの影響などで入館者が増え、現在も時間帯によっては入館待ちの行列ができる状態が続いています。これを受け、市は2024年3月以降の入館チケットをオンラインで購入できるシステムを導入すると、8日の市議会本会議で明らかにしました。
オンライン予約は英語など15の言語に対応し、2024年2月中旬からの受付開始を目指します。また、開館時間を午前と午後1時間ずつ延長するほか、観光客が増える8月には平和公園内にある「追悼平和祈念館」に被爆資料を分散して展示することも検討しています。
(2023年12月8日放送)